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ワインの話

ボジョレーヴィラージュヌーヴォーと割烹料理


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ボジョレー解禁の翌日、大雨で肌寒い東京を飛び立ち、低気圧の中を大揺れしたANA機から降りた米子空港の空は雲一つない快晴。晩秋には珍しい青空で、松江に向かう車からも中ノ海越しに伯耆大山が望めるという幸運だった。

前回書いた通り、松江にはランポンさんのオーガニックワイン、ボジョレーヴィラージュヌーヴォーを持参して、マヴィ特約店会「コパンドマヴィ」の槇戸会長(酒の槙戸天狗堂)と、京橋川に臨む「割烹たかお」で地魚と合わせようという趣向だ。

まずはお店のご主人や女将さんにも参加してもらい乾杯。全員「美味しい」「こんな美味しいボジョレーは初めて」と感嘆の感想。先付けの日本海マグロや巻貝の漬けとはするすると卒なくこなす。

次の皿は伊勢海老、のどぐろ、シャコの刺身。ここでも一切えぐみが出ず、舌の上で溶け合う。

きれいな出汁の茶碗蒸しには甘酸っぱい杏子があしらわれ、絶妙な均衡を演出。この茶碗蒸しにも一切邪魔をせず、ランポンさんのボジョレーヴィラージュヌーヴォーは一枚上の存在感を示してくれた。

そして焼き物はのどぐろ!しっかり脂が乗って粘り気がある。魚脂は一歩間違えれば臭みと変わる危険もあるが、危なげなく馴染み、その余韻を断ち切ることなく寄り添った。

ここでボトルが終わってしまい、地元の銘酒「王禄」の純米吟醸「渓」へとバトンタッチしたが、まったくギャップを感じさせないリレーだった。

シュブランさんランポンさんの今年の新酒を続けて味わい、2019年という年の類稀な凄さを感じた。寒波と熱波と雹害を潜り抜け、よくぞこの突き抜けたレベルに上り詰めたワインに仕上がったものだ。生産量は少ないはずだが、奇跡的な優れたヴィンテージだろう。

【割烹たかお】
島根県松江市東本町4-152
0852-32-3897


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