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旅の空

ガリシア~ポルトガル、ノスタルジックな夏休み2

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Vigo空港のターミナルビルはまるで田舎の駅みたいな感じで、なんとものんびり。レンタカーは世界的な会社だと高いから、スペインの会社を選んで予約してあります。フランスでもそうですが、ドメスティックなレンタカー会社だとインターナショナルな会社に較べてかなり割安です。最近はインターネットでどこでも予約できるので実に便利になりました。ただ、ローカルな会社は働いている人たちもローカルな気分になるので、注意が必要です。今回もやっぱり!

レンタカー事務所には入国審査を挟んで両側にカウンターがあるのに、受付は女性がひとり!その両方に人が群がっています。スペイン人はあまり行列を作らず、なんとなく順番が決まるというおおらかさは好きなところですが、とにかく事務的に事務が終りません。その上電話がかかってくるとそれにもいちいち冗談など混ぜながらの応対。普通ならば予約のコンファメーションのコピーでも見せれば契約書にサインしてあっという間に借りられるはずなのに、45分も。

そしてやっと僕の順番になって、書類を作ってサインして鍵を渡されたところ、予約していたベンツAクラスではなくて、なんとシトロエンピカソに化けているのです。そこでこれは予約したものと違うと突っ返し、ベンツAクラスはないのかと問いただしたところ、あるというのです!結局すったもんだの末に書類を作り直し、ようやく鍵を受け取ったのはカウンターに着いてから1時間後。仕事できていたらイライラが爆発するところです。

今回は休暇なのでまず保養地に行くことにして、Vigoから30分ほど南のBaionaへ。ここには海の大貴族Gondamar侯爵の居城があり、入江に突き出した半島全体が城壁で覆われた中世の要塞になっています。付け根の街はヨットハーバーと狭い海水浴場の浜になっていて、しゃれた店やレストランの並ぶ高級リゾートになっています。

青い空、輝く水面 城壁と入り江
左:レストランなどおしゃれな店が、右:奥に見える壁が城壁です

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