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旅の空

ガリシア~ポルトガル、ノスタルジックな夏休み4

旅の空

バカンスの朝食を海を見下ろすカンバスの日除けの下でゆっくりと取ります。屋外で食べているとよくスズメがやって来てパンくずをつついたりしますが、ここではなんとカモメ!かなり慣れているようで、ヒトを怖がりません。勝手にテーブルに登り食べ残しをむしゃむしゃと食べてしまいます。ハードな巡礼ドライブへ旅立つ朝も、こうしてカモメにベーコンを投げ与えてから、のんびり出発となりました。目指すはガラス窓の町La Coruna。
でも高速道路ではつまらないので、途中からRibeira半島をぐるっとまわって、なにもなさそうな田舎町で泊まってみようという行程。

ガリシアの海

という訳で高速道路ではなく、なるべく入り組んだ海岸線を辿りつつ、3時間半でリベイロの漁港La Pobra de Caraminalに到着。時間は午後2時でちょうどランチタイム。
スペイン人は他の国とは違った生活時間を持っています。昼食は12時ではなく14時からなのです。ふつうの人たちの朝食は軽く、パンとミルクコーヒー。カスティーリャ地方だと揚パンに濃いココア、カタルーニャ地方だとトーストにガーリックとトマトを擂り潰してというカロリーが高いものもありますが、一般に軽めで、ミルクコーヒーだけという人もいます。そして14時まで働き続けるのかというと、決してそんなことはなく、9時過ぎにはもう街のあちこちにあるbarでコーヒーやらアルコールなどちょっと息抜き。そして12時くらいになると小腹が空くのでメリエンダ。タパスをつまみながらワインやビールでワイワイと。そして14時からは本式に昼食になるのです。私も留学時代はもちろんこの習慣にどっぷり浸かっていましたし、駐在員時代もスペインに来るとスペイン式が当然で、ずっと食べ、飲み続けていました。若いというのは素晴らしいもので、今やったら間違いなくダウンします。(泣笑)そして昼食のワインは一人一本が当たり前。その後はシエスタ(午睡)で、午後の仕事は17時過ぎから再開して、夕食は22時からという時間割です。
実は日本に居ても、私の日々の生活時間帯はこのパターンから間食を抜いたくらいなのです。朝食は8時、昼食は13-14時、夕食は23時という感じです。もちろん和食中心なので、昼間からワインを飲むことは滅多にありませんけども…

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