ピヴァ家(フランス)
Chateau Pouchaud Larquey
Chateau des Seigneurs de Pommyers
生産農家:ピヴァ家
生産ぶどう品種:メルロー、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、ソーヴィニヨングリ、ソーヴィニヨン、セミヨン、ミュスカデル
シャトー プショー ラルケとシャトー セニャール ド ポミエはボルドーならびにアントル ドゥ メールにあります。ぶどう畑は1世紀にローマ人によってぶどうの木が持ち込まれた場所にあります。土壌は表面は粘土珪土質で深層部は粘土質です。畑は南、あるいは南西に向いており、日当たりに非常に恵まれています。
ピヴァ家はずっと昔から代々ワイン造りに携わっており、1924年にイタリアのピエモンテから、フランス ボルドー地方のアントル ドゥ メールに移住し、小作農家として働き始めました。そして、1961年にシャトー プショー ラルケを購入して成功を納め、1989年に歴史的建築物として登録されているシャトー セニャール ド ポミエも購入しました。それ以降、ワイン農家としてのノウハウを積み、今日ではコンクールにおいて最もメダル受賞の多い農家のひとつとなりました。
もともと所有していたシャトー プショー ラルケは丘の上の方にあり、土壌はカベルネソーヴィニヨン向きです。1代目のリノ&ジネット夫妻が主担当です。
新たに入手したシャトー セニャール ド ポミエはシャトー プショー ラルケのやや下の方にあり、土壌はメルロー向きでサンテミリオンやポムロールに似た傾向があります。2代目のジャン=リュック&ベアトリス夫妻が主担当です。
2つのシャトーを比較すると、プショー ラルケの方が強く、セニャールの方が柔らかな飲み口になります。ピヴァ家はずっとオーガニック農業を続けてきましたが、1984年に公式に認証を取得しました。ワインの醸造方法は、ピヴァ家の祖先より代々伝わる「月の動きにしたがってワインを大切に扱うように」という昔ながらの方法で行っています。