家でフランス料理を食べたい|ハムとキャロットラペ、簡単おうちごはんでビストロの味
フランス料理が食べたい
フランス料理というとレストランというイメージだが、フランス人は毎日フランス料理を家で食べている。
今日は、あっという間に支度ができて、すぐに食べられるビストロの味を紹介しよう。
ハムとキャロットラペにマスタードを添えて
買ってきたハムにキャロット・ラペとセロリを添えただけの皿、フランスの一般家庭の食卓で普段よく出る「おうちごはん」だが、「ONZE」泉シェフの【食材に魔法をかけるマスタード】を載せただけで、一流ビストロの一品に変わった。
おうちごはんでフレンチを手軽に味わうには、レストランのシェフが手作りしたソースを添えればいい。今日はシンプルな料理(?)なので、比較的シンプルなイエローマスタードにした。
レストランのマスタードが入手できない時は、市販の粒マスタードに蜂蜜や白ワインヴィネガーを加えてみよう。それだけでもだいぶ趣が変わる。
本格的に作りたいならば、最近は通販でマスタードシードが簡単に手に入るから、適量を1時間ほど水に浸けてふやかして、塩、蜂蜜(又は砂糖)、白ワインヴィネガーを適量加えて練って1日以上冷蔵庫寝かせればいい。味は試しながら自分の好みに仕立てよう。
キャロット ラペはフランス人の日常食。スライサーで千切りにしたニンジンにワインビネガー、塩、オリーブオイルを振りかけて混ぜ合わせる。あっという間にできるフランス料理だ。彩りが欲しかったので、ピーマンを湯通し千切りにして合わせてみた。マスタード粒を一緒に口に含むとピチピチも加わり新鮮な食感。
ハムとキャロットラペ には ロゼワインや白ワイン を合わせる
僕は冷蔵庫に常備している、箱から注いだプロヴァンスのヴァールロゼを合わせたが、パンにバターを塗ればシャペルさんのブルゴーニュ・シャルドネも美味しく飲める。
ヴァール ロゼ 3L BIB箱
- タイプ: ロゼワイン
- 産 地: フランス・プロヴァンス
- 生産者: ド ウェル家
- 内容量: 3000 ml(BIB箱ワイン)
* シャペル家:ブルゴーニュで19世紀から続く名家で、サントネーやムルソー、シャサーニュモンラッシェ、アロース コルトンなどに畑を持つ。
田村安
マヴィ代表
著書の「オーガニックワインの本」(春秋社刊)でグルマン・クックブック・アワード
日本書部門2004年ベストワインブック賞を受賞
フランス政府より農事功労章シュヴァリエ勲章受勲
ボルドーワイン騎士Connétablie de Guyenne
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