大好きなフランス料理店のメニューを家で食べる
テレワークとステイホームでも美味しい料理を
コロナ自粛のため、2月下旬よりマヴィは赤坂の事務所と店舗を閉じてテレワークに入り、ずっと自宅に籠っている。
そして4月からは緊急事態宣言も出て、マヴィだけでなく、多くの人がStay homeせざるを得なくなってしまった。
都会生活の良さは、近くで簡単に美味しい外食を堪能できることだろうが、今はそういう訳にもいかない。
マヴィと長年お付き合いがあり、僕も、マヴィスタッフも大好きな「レザントレ コウジイガラシ オゥ レギュームさんのお料理が食べたい!」と思っても叶わない。
そんなニーズに応えるため、レザントレ コウジイガラシ オゥ レギュームさんではテイクアウトをしているというのだが、駒込まで取りに行くのはこの状況下かなり厳しい。。。
そこでシェフの五十嵐さんに相談してみたら、なんと発送できるメニューを試作して送ってくれた。
レザントレ コウジイガラシ オゥ レギュームさんのお料理が届いた
クール宅急便で届いた小振りの段ボール箱を開けると、マダムの美香さんが書いたお品書きと、料理ごとに真空パックされた2人分の小袋。パンとデザートも!
早速食べてみよう!
このメニューならスパークリングワインか、ロゼワインがぴったり決まるだろうと、アルザスのオーガニックワイン(ビオディナミー)生産者メイエーさんのクレマンダルザスロゼを選んでみた。
ロゼスパークリングワイン
シャンパーニュを超えるクレマン!
このクレマンを口にした人は誰しもこう思うことでしょう。もはや飲んでいるという表現を使うよりも、食べているという表現がぴったりなグルメな1本です。
アミューズブッシュのエチュベとテリーヌはどちらもレザントレ コウジイガラシ オゥ レギュームさんの定番料理で、一口食べた途端にアットホームな駒込のお店に瞬間移動できるくらい懐かしく美味しい!
冷製だから器に盛るだけで、手間なく食べられるのが嬉しい心遣い。
前菜の人参スープは冷製でも温めてもいいとのことだが、水で延ばし湯せんで温めてみた、美味い!
プラは子羊のナヴァラン。メインの一皿は五十嵐シェフがその日の気分で仕込むとのことだが、いい子羊が手に入ったからとのこと。春から初夏は子羊の季節で嬉しい。
野菜のグリルを添えて仕上げるとの指南があり、野菜室に入っていたポラン広場さんのサツマイモと、ズッキーニを輪切りにして網焼きしたものを載せてみた。
やはりこの時期の子羊は癖がなく旨い。シェフのソースは野菜と子羊を巧みに繋いで、どちらも引き立てるからすごい。そうそう、フランス料理のパンはオリーブオイルに浸したりバターなど塗らず、こういうソースを拭って食べて欲しい。シェフの腕の差が一番出るのはソースなのだから、美味しいソースを残すのはもったいない。
このあとガトーショコラのデザートだったが、久しぶりのフレンチモードに入ってしまい、撮影し忘れたので申し訳ないが画像は無し。
ただ、あっという間に影も形もなく消えたくらいに美味しかった。
このガトーショコラにはクレマンダルザスロゼを続けてもいいのだが、同じアルザスのオーガニッククラフトビール生産者・ブレッシングさん作品、クラフトビールのスタウトが秀逸に合う。ビールとは思えないブラックコーヒーのような飲み口で、食後には最高の贅沢。
アルザスのブレッシングさんが造るクラフトビール。完全な微生物コントロールで極小ブリュワリーなのに毎年パリコンクールのメダルを受賞する。
スタウトは、黒いドレスを纏い、上にはカプチーノのチョコレートのような色合いの滑らかで濃厚な泡を持つ超辛口ビール。
おまけのベジカレー
おまけとして付いて来たのは、レザントレ コウジイガラシ オゥ レギュームさんが土曜日ランチに提供しているオリジナルベジカレー。
「冷たいまま炊きたての熱々の雑穀米にかけて」とのことなので、翌日の夕食で使ってみた。
もち豚のフィレを焼いて、そのフライパンで細いアスパラガスを炒めバルサミコ酢と醤油で味を整える。茄子とピーマンは無水鍋でオリーブ油蒸し。カレーに添えるので敢えて味は付けずに。
カレーには、コティーノさんのオーガニックスパークリングワイン、ソロカヴァブリュットを合わせてみたら、ぴったりと決まってくれた。
お値段は?
さて気になるお値段だが、クール便送料込みで7千円ほどで何とかなりそう。2人前なのに安すぎる気がするが、マダムの美香さんは「これで大丈夫、ただしシェフは大量には作れないので」とのこと。
みなさんにもレザントレ コウジイガラシ オゥ レギュームさんのお料理を味わっていただこうと、マヴィの通販から注文できるようにした。ただ月1~2回程度の少量限定販売なので、お見逃しなく!
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