
〈ワイン小話34〉ワインの香り
ワインを注いだ時に立ち上がる香りは、なんとも言えず素敵です。香りのバリエーションが豊富なのは、酒類ではワインだけではないでしょうか。
ワインの香りは、グラスに注いだ時の潜在的香りが第一アロマ、空気に触れて少しワインが開いてきた時に現れる香りが第2アロマ、さらに熟成したワインに現れる第3アロマ( ブーケ )もあるけれど、通常飲むワインでは第2アロマを感じられれば良いかと思います。
最初に注いだ時の香り( 第一アロマ )を確認して一口飲んでみて、次にスワリング( ワイングラスを2、3回ぐるぐる平行に回す)して空気に触れさせて香り( 第2アロマ )を確認します。
香りと味わいが変化していることがわかるはずです。
香りを立たせるためにグラスにはワインをなみなみと注がないこと。ワイングラスの一番膨れている部分までです。
さらに香りをどう表現できるかは、ソムリエやワイン通でないと難しいです。
ソムリエスクールに行った時にも思いましたが、下にある香りのリストを何個嗅いだことがありますか?菩提樹と言われてもそもそもどんな香りか知らなければ、ワインを嗅いでみても表現できませんよね。ソムリエになる人は色んなものを嗅いで香りを記憶する訓練が必要です。
香りの表現に、濡れた犬の香りというのもあり、なんとなくわかるけど面白いですね。
<香りのリストの一部>
アカシア、西洋サンザシ、野バラ、ゼラニウム、牡丹、バラ、菩薩樹、すみれ、アプリコッ ト、パイナップル、バナナ、カシス、チェリー、レモン、カリン、イチゴ 、ラズベリー、 マスカット、オレンジ、洋ナシ、りんご、プラム、ビターアーモンド、カカオ、コーヒー、 マッシュルーム、ヘーゼルナッツ、クルミ、トリュフ、アニス、シナモン、クローブ、 ミント、コショウ、カンゾウ、タイム、樫の木、干し草、シダ、松、バニラ、バター、キャ ラメル、蜂蜜、ピーマン、シぺット、ムスク、コルク、スモーク、タール、ヨウ素、メルカプタン、硫黄、酢
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