
〈ワイン小話49〉シャンパーニュの主な製造形態
ラベルにも見かけるNMやLMというアルファベット。
主にシャンパーニュの製造形態を表す略語です。
⚫︎ネゴシアン・マニピュラン(NM)とは、原料ブドウを栽培農家から買い取り、醸造する生産形態のこと。大規模でワインを製造するので安定した品質で手頃な価格のワインができる点がメリットです。
⚫︎レコルタン・マニュピラン(LM)は、ブドウの栽培からワイン作りまでを一貫しておこなう生産形態。マヴィの生産者はみなさんこの形態です。小規模生産者が多く、それぞれの個性を発揮していてお値段も高価。
⚫︎コーポレート・マニピュラン(CM)とは、ブドウの栽培農家が協同組合を作り、組合でワインを生産する形態。最近はあまり見かけないようです。
他にもMA:マルク・ダシュトゥールやらRC:レコルタン・コーペラトゥールなど色んな形態がありますが、ボトルに小さく記載されているのでわかりにくいです。
シャンパーニュは、いずれにしても高価高品質上品別格な味わいですので、たまには何かのお祝いとかで飲みたいですね。
