
〈ワイン小話〉シャトーとドメーヌの違い
シャトーとドメーヌは、どちらもブドウの栽培から醸造、瓶詰めまでを行うワインの生産者を指す言葉で、基本的には同じ意味合いで使われますが、どう違うのでしょうか?
⭐︎シャトーはフランス語で「城、大邸宅」で主にボルドーの生産者が使っています。ボルドー地方では、ひとつの大きな畑をひとつのシャトーが所有しているのが特徴で、生産量も設備も規模は大きめ です。
⭐︎ドメーヌは主にブルゴーニュ地方のワイン生産者が使います。
ブルゴーニュ地方のドメーヌは小規模で、細分化された畑を所有していることが特徴 です。ですので所有地や区画といった意味です。
シャトーとドメーヌは、どちらもブドウの栽培から醸造、熟成、瓶詰めまでの一貫生産をおこなう生産者のワイナリーです。
マヴィのボルドーの生産者のピヴァ家名はシャトーラルケですが、本当に13世紀のエドワード2世のお城に住んでいます。
これはフランス特有でイタリアやスペインでは使われないようです。
