〈ワイン小話16〉地域統制銘柄ワイン
地域統制銘柄のワインとは、特定の地域で収穫されたブドウや栽培方法、醸造方法などの基準を満たしているワインを指します。
- フランスのAOC (原産地呼称制度)
- イタリアのDOCG (保証付原産地統制名称ワイン)
- スペインのDOCa (特選原産地呼称ワイン)
などがあります。
これはボトルに表記されていて、
ワイン選びの際に、確認することができます。
フランスのAOCの場合、
Appellation d’Origine Contrôléeアペラシオン〈地域名が入る〉コントローレ
となりアルザスの統制銘柄ワインには
「 アペラシオン/アルザス/コントローレ 」(もちろんフランス語)
と書かれています。
ラベルには結構小さく書かれているのでわかりにくいかも。
ワインの格付けというわけではないのですが、葡萄産地やらアルコール度数やら色々厳しい決め事があり、それをクリアしたワインだけがラベルに表記できるので、ちゃんとしたワインであることは間違い無いです。
イタリアワインにはキャップの帯にある事も。
ワイン選びに際にチェックしてみてください。