20周年記念事業
来日生産者の紹介-マントラー家(オーストリア・ニーダーエスタライヒ)
マントラー家 – Mantlerhof
地方:オーストリア・ニーダーエスタライヒ(クレムスタール)
オーガニック歴:2003年と2006年から(二段階に分けて転換)
ドメーヌの特徴
ウィーンから車で1時間半ほどのドナウ川流域のクレムスタール。16世紀から続くワイン農家の家系で、当主のセップはウィーンの大学で農業学を学び南アフリカやブルゴーニュでの研修後、自身でのワイン造りに取り組む。
2002年に洪水の被害を受けたことで自然に対して考え直すきっかけになり、モノカルチャーと土壌の劣化を引き起こす工業的農業の終焉を危惧し、オーガニックに転換した。
ドメーヌはかつてのキリスト教の修道院の敷地にあり、ドナウ川北岸の斜面にある畑はレス(黄土)。ぶどうのほか、小麦・大豆・サトウダイコンなどもオーガニックで栽培している。
ワインの特徴
グリューナーフェルトリーナーやリースリングなど同じ品種でも、畑ごとに異なる味わいを表現する繊細なワイン造り。フレッシュな白ワインがメインのオーストリアワインの中で、マントラー家では長期熟成に向く構造のあるワインを手掛けている。
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