20周年記念事業
来日生産者の紹介-シュブラン家(フランス・ボジョレー)
シュブラン家 – Domaine du Crêt de Bine
地方:フランス・ボジョレー
オーガニック歴:2010年から
ドメーヌの特徴
ボジョレー地区南西部にあるクレドビーヌといわれる丘に6ヘクタールほどの畑を持つ。
当主は元農業学校の教授も務めていたフランソワ・シュブラン。5世代続くぶどう農家を受け継いだ後は減農薬でのぶどう栽培をしていたが、2004年にビオディナミ農法を実践する友人のワインに感銘を受け、自身もビオディナミ農法に転換。花崗岩質の畑から造られるワインはミネラルが豊富。
2017年夏に建てた新しいカーヴは、中の断熱材をファイバーではなく木を使用するなど環境に配慮した造りになっている。
◎生産量
20,000~25,000本 / 年
ワインの特徴
畑の花崗岩質の土壌により、ミネラル感のあるワインを作る。特徴的なミネラルと酸味のバランスで、フレッシュで繊細な仕上がりになっている。
ワイン造りに使う酵母は事前に収穫した自身のぶどうから酵母を育てておき、収穫したぶどうに加える「ピエ ド キューブ」法を取る。
ボジョレーヌーヴォーの醸造はまず昔ながらの方法である「マセラシオン セミ カルボニック」で8~10日の長めの期間を取り発酵させ、その後樽で熟成させる。
SO2は瓶詰時にごく微量の15mg/Lを添加。ぶどうの出来によっては添加せずにボジョレーヌーヴォーを仕上げることもある。
(1リットルあたりのSO2使用量について…日本の一般的なワインの上限:赤ワイン350mg、白・ロゼワイン350mg、EUオーガニックワインの上限:赤ワイン100mg、白・ロゼワイン150㎎)
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