20周年記念事業
来日生産者の紹介-シャペル家(フランス・ブルゴーニュ)
シャペル家 – Domaine Chapelle
地方:フランス・ブルゴーニュ
ワイン造り:1923年(畑の取得は1893年)
オーガニック歴:2004年から
ドメーヌの特徴
現当主フランソワの父ロジェは1980年代の初め頃に、化学製品を使用した慣行農業によるぶどうや畑への弊害を感じ、オーガニック農業へ転換する。
ぶどう栽培とワイン造りの過程において「土の営み」「ぶどうの営み」「人間の営み」を尊重し、なるべく人の手を介入せずその土地本来の味わいを持つワインを造ることを信条とする。
◎生産量
サントネー赤 :21,000 本 / 年
サントネー白 : 4,500 本 / 年
ブルゴーニュ赤:19,000 本 / 年
ブルゴーニュ白:1,500本 / 年
ワインの特徴
銘醸地ブルゴーニュのボーヌ地区でサントネーやムルソー、シャサーニュモンラッシェなどに畑を持つ。
理想とするワインは、テロワールの味わいを十分に反映したもので、当主フランソワはそれが「可能な限り、人の手を介入を必要としない」ものだとする。
そのためにはまず畑とぶどうの品質の高さが重要であると考え、理想とするワインの味わいのため土壌や気候が味わいに反映されるオーガニック農業を選択した。上品でエレガントな印象のワインを多く造る。
SO2は輸送中のワインの状態を良好に保つための最低限の量として、1リットルあたり60~80mgにとどめている。
(1リットルあたりのSO2使用量について…日本の一般的なワインの上限:赤ワイン350mg、白・ロゼワイン350mg、EUオーガニックワインの上限:赤ワイン100mg、白・ロゼワイン150㎎)
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