家飲みだからこそ、週末にいいワイン~②
外食が恋しいですねぇ。もてなされる時間、そしてプロの料理はどれほど生活に潤いを与えてくれていたのか…改めて感じる今日この頃。軽やかにレストランへ足を運べる日々を待ちわびつつ、ステイホームのお家ご飯に、おススメしたい赤ワインをスタッフMがまとめました。
懐の深さが段違い、トスカーナの赤
引き続き家で過ごす時間が増える今年。楽しみはやっぱり美味しいワインと食事!手料理だけに頼らず、ちょっと背伸びして、イタリアンやフレンチレストランのテイクアウトや宅配を利用してみるのもいいですね。
今日は、そんな少し贅沢な機会に飲んでほしい赤ワインをご紹介したいと思います。せっかくの豪華なお食事は、マリアージュを意識したくなりますよね。
産地を合わせるとか、味わいを補完するとか、色々なルールが言われていますが、もっと気軽にマリアージュを楽しみたい~って時のおすすめがこちら、
「プニテッロ」です!
イタリア・トスカーナで週3日外科医をやりながら
ビオディナミ農法でワイン造りをしているモレッティさんのワインです。
その中でも、トスカーナの土着品種でもある「プニテッロ」は、年間生産量が非常に少ない貴重なボトル。
一口飲んだだけで感じる、ストレートな果実味とバランスのとれた酸、そして滑らかな質感。重量感がありながらもどこかホっとする味わいで、どんなお料理にも合わせやすい懐の広さがあります。
この懐の広さは、その土地やそこに根付く品種の個性を最大限に生かして造られたワインにこそ存在する圧倒的なピュアさから来るような気がします。
酸化防止剤フリーですが、独特のクセや野性味はほとんどなく、果実味と清涼感の余韻が続いて、どんなお料理も受け入れてくれます。隠れた万能選手のようです。
マリアージュはお料理の特徴にワインを合わせる楽しみがありますが、懐の広いワインは、自然とどんな料理にも寄り添ってくれる美味しさに出会えます。皆さんも、自分らしいマリアージュを楽しんでくださいね!