アリテル 赤｜ピュアで可能性を感じるイタリアの赤ワインアリテル 赤｜
今回オススメしたいワインは、イタリア・トスカーナ地方の赤ワイン、モレッティ家が手掛ける「アリテル 赤」です。
このワインはユニークな点が盛り沢山ですが、特に注目したい点が二つあります。
1.二酸化硫黄(SO2）無添加！
ほとんどのワインは、保存のために必要最低限の二酸化硫黄(SO2)が添加されています。
ワイン造りにおいてSO2は、殺菌作用、酵母の働きをコントロールする作用、酸化防止などの役割があり、ワインの品質を安定させるために必要です。
しかしながら、生産者のモレッティさんには「ナチュラルなワインを造りたい」という徹底的なこだわりがあり、無添加で造っています。
※SO2無添加ワインについてはこちらから
2.土着品種の可能性
このワインにはイタリアで有名な品種「サンジョヴェーゼ」に加え、カナイオーロ、マルヴァジャ・ネーラ、プニテッロといった土着品種が使用されています。
モレッティさんによると、「最近はこのような土着品種は少なくなってきている。そのため、土着品種の持つ力と可能性を信じて美味しいワインを造りたい。」とのこと。
国際品種を使用したワインは安定した味わいのものを造りやすいですが、土着品種にこそ感じられる奥深い味わいがあります。
「アリテル」の意味は、ラテン語で「オルタナティブ(＝代わりになるもの）」を意味します。
国際品種だけでなく、その代わりに土着品種も楽しんでほしいというメッセージがあるのかもしれません。
フルボディの仕上がりのワインからは、タンニンが程よく感じられ、熟した果実やバルサミックの香りにミネラルも感じられます。
余韻も長く、繊細かつ複雑な味わいが特徴的です。
生産本数が大変少ないため、我こそはワイン好きだ！という方にこそ是非お試しいただきたい1本です。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
自由が丘店スタッフ 塩澤 悠
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