食材から春を感じて、楽しいワイン選び
だいぶ日が長くなってきました。季節の移り変わりは食材を通しても感じられますね。瑞々しい野菜を手に取るとエネルギーがもらえるようで元気になります。今回はお料理上手なスタッフAが旬の食材と色々合わせて美味しいワインをお選びしました。お料理のポイントも是非参考にしてください。
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キャベツ
冬に出回る、煮込み向きの重くてどっしりしたものと異なり、巻きがふっくらしていて、生で食べるとキャベツ本来の甘味やさわやかさを感じることができます。時短で火がはいるので、調理も簡単です。
キャベツとアンチョビの蒸し焼き
鍋、またはフライパンにアンチョビをお好み量入れ、その上に一口大にカットしたキャベツを敷き詰め、お酒または白ワインを少々ふりかけ、ベイリーフをのせ、蓋をし強火にかける。蓋がカタカタしだしアンチョビの香りがしてきたら一度蓋を取り、全体を混ぜ合わせ再び蓋をする。
蓋がカタカタしてきたら、弱火にし5分、その後火を消しそのまま5分蒸らして出来上がり。
おススメのワインはガスコーニュ ロゼ
フランス南西部、アルマニャックの産地もあるガスコーニュ地方で造られた辛口のロゼワイン。メルローとカベルネソーヴィニヨンを使い、さくらんぼやアセロラのような果実香にハーブやわずかなピンクペッパーの香り、果実味を感じる味わいに仕上げました。軽やかにグラスが進み、アペリティフや前菜にぴったりのオーガニックワインです。
キャベツと甘夏のサラダ
千切りしたキャベツに塩少々ふりまぜ、しんなりさせる。大葉を千切りし水に浸す。甘夏は皮をむき、好みの大きさに割いておく。キャベツの水分を軽くしぼり、水切りした大葉と甘夏、オリーブオイル、白ごま、白コショーを加え和える、味が足りなければ塩をたす。
おすすめのワインはアンジュー 白
蜂蜜レモンのような甘酸っぱさが印象的なロワールの辛口白ワイン。きりっとした酸味と果実味のある味わいは魚介類などにぴったりのオーガニックワインです。
アスパラガス
春と言えば、多くの方が思い浮かべる食材ではないでしょうか。できれば毎日でも味わいたい。
アスパラガスのお浸し
アスパラガスは固ゆでしておき、適当な大きさにカットしておく。鰹と昆布だし汁に醤油と酒を好みで加えひと煮立ちさせ、冷ましたものにアスパラガスを浸しておく。すぐに食べてもよいが、一日置くと更に美味しい。
牡蠣
まるごとが栄養のイメージの牡蠣。そのまま生でも、蒸し、焼き、揚げ等どんな調理法に適応可能な万能食材ではないでしょうか。
牡蠣フライ
スーパーのお惣菜コーナーの定番ではありますが、おうちで一から作ると衣が薄めに仕上がり、牡蠣の味わいがさらに引き立ちます。
白ワインを合わせたい(いや合うに決まっている)ところですが、ここはあえて赤を。アスパラも同じくこちらのワイン!
おススメのワインはブルゴーニュ ヴィエイユ ヴィーニュ 赤
コートドール北部ニュイ地区の樹齢60年以上の古樹(ヴィエイユヴィーニュ)で造られた赤ワイン。 フランボワーズや苺を煮詰めた果実香にすみれや薔薇などの華やかな香り、シナモンなどのスパイスやハーブのニュアンスも色鮮やかな果実味と、ミネラルを伴ったきれいな酸味が広がる、エレガントな味わいのオーガニックワインです。
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いかがですか。シンプルな料理は素材が要。マヴィのオーガニックワインもより一層美味しく飲めます。食材と向き合い元気の良い、旬の野菜や魚を選んで豊かな時間となりますように♪