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メイエー家(フランス)

Domaine Eugene MEYER
生産農家:メイエー家
生産ぶどう品種:シルヴァネール、ピノブラン、リースリング、ミュスカ ダルザス、トカイ ピノグリ、ゲヴェルツトラミネール、ピノノワール
オーガニック認証:エコサート、デメター

ドメーヌ ユージェーヌ メイエーはアルザス地方でも南寄りのベルクホルツにあります。1620年より親から子へと代々引き継がれてきた、歴史のあるワイン農家です。現在は14代目のフランソワを中心にぶどう栽培から醸造までを行っています。地形的にヴォージュ山脈とアルプス山脈に囲まれた盆地になっているため、冬と夏の寒暖差があって年間降雨量も少ないため、高品質のワインができます。

畑の土壌は砂岩の侵食をともなった粘土石灰質です。アルザス グラン クリュの「スピーゲル」にも畑を持っています。
メイエー家がオーガニックに転換したのは、13代目のユージェーヌが農薬中毒によって視神経が麻痺するという深刻な事態に陥ったことに因ります。その時、ホメオパシー療法で治療したことにより、ルドルフシュタイナーのビオディナミ農法に出会い、1969年に転換することを決意しました。当時は農薬や化学肥料を
使う慣行農業が主流であったため、この大きな決断は周囲の人を驚かせ、近隣には反対をして意地悪をする人もいたそうです。

最初は失敗ばかりで収穫量も減ったり、損害があったりして大変だったのですが、自分達の力で様々なことを試してきた結果、ようやく理想とするぶどうがつくれるようになりました。
逆境にめげることなく、約50年間ビオディナミ農法を続けたことにより、メイエー家のぶどう畑はいきいきとしたエネルギーに満ちています。フランスに国際的認証団体のデメターが創設された1980年にデメター認証も取得しました。フランス国内でもパイオニア的存在で知られています。
畑ごと、品種ごとの特徴が良く表現されているピュアで凛とした気品のあるワインを造っています。

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