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ロヴェロ家(イタリア)

Rovero Fratelli
生産農家:ロヴェロ家
ぶどう品種:バルベーラ、グリニョリーノ、カベルネソーヴィニヨン、ピノノワール、リースリング イタリコ、ソーヴィニヨンブラン
オーガニック認証:イチェア

ロヴェロ フラテッリ(ロヴェロ兄弟社)はイタリア北部ピエモンテ州のアスティ近郊にあります。土壌は石灰粘土質で、傾斜30°の丘にある畑は水はけがよく、高品質のワインに適しています。
地中海性気候により気温は35℃まで上昇し、成長期から結実期、さらに夏の終わりには太陽が良く照るため、糖分とポリフェノールが豊富で酸味が弱い良く熟した果実になります。ロヴェロ家は1880年からワイン用ぶどう栽培とワイン製造を行ってきました。同様に蒸留所ではワイン製造時に出る搾りかすを使用してグラッパ(イタリアでも特にピエモンテ州特産の蒸留酒)と、ワインを使ってブランデーを製造しています。

ロヴェロ家は1985年に「化学物質のない場所で暮らし、働くため。また、私たちの美しい大地を救い、守っていくため。」にオーガニックに転換しました。真面目でポジティブなミケリーノ(三兄弟の長男)は「もしも私たちが緑豊かな大地で暮らしたいなら、化学物質が少ない農業に立ち返る必要がある。このことを
田舎に暮らさない人々だけでなく、田舎にやってくる人々にもよく理解してもらわないといけないと思う。」 と言います。

醸造はミケリーノの息子のエンリコが担当しています。彼が目指すワインは「シンプルなものから、すごく複雑なものまで、何よりもまずはその年にどんなぶどうができたか、そこから始まるつながりを大切にしたワイン」です。こういうワインと決めて固めてしまうことに興味がなく、自然と向き合って、実験しながらいろいろ試したり、その時でベストを尽くすのが彼のやり方です。

アスティで代表的な品種「バルベーラ」だけでも濃厚で長期熟成タイプから軽やかな微発泡タイプまで4種類の商品があります。醸造法や熟成方法などによる味わいの違いをお楽しみいただけます。

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