ランポン家(フランス)
Domaine Rampon
生産農家:ランポン家
生産ぶどう品種:ガメイ
オーガニック認証:エコサート
ドメーヌ ランポンはボジョレーヌーヴォーで有名なボジョレー地区の北部”レニエ村”にあります。
主人のアンドレは5世代続く農家に生まれ、1977年に自分で畑を購入し、基本的にはひとりで栽培から 醸造までを行っています。ひとりで十分に面倒が見られる大きさの3haしか畑を持たず、耕作は馬、収穫も人、 搾る時の動力でさえも人力という、徹底した「てづくり」で、たった一種類の赤ワイン”レニエ”を造って
います。
レニエ地区は穏やかな気候で標高350mの丘に位置し、土壌は花崗岩質です。
ぶどうはゴブレ式に植えており、のびのびと育ったぶどうの樹の間には様々な植物が自生し、初夏には コクリコ(ひなげしの花)が満開になります。自然にあふれた彼の畑では、うさぎが跳ね、小鳥が来て 巣を作ります。
ランポン家は1983年にオーガニックに転換しました。
その理由について、アンドレは、 「地球や人にとって有害な物質を使うのに耐えられなかったから」。と言っています。
彼はオーガニック農業を始めて、土ととても良い関係を持っていることを感じており、大地とのつながりを 感じられるオーガニック農業はやっていて本当に幸せで満足しているとも言っています。
テロワールのよさが引き立つように、タンニンがあまり強くなくフルーティーで5~10年程度の保存がきく ようなワイン造りを目指しています。
軽やかさの中にも深い滋味にあふれる赤ワインです。