1. HOME
  2. ビベス家(スペイン)

ビベス家(スペイン)

Mas de la Basserola
生産農家:ビベス家
生産ぶどう品種:パレリャーダ、マカベオ、ガルナッチャ ブランか、シャルドネ、メルロー
オーガニック認証:CCPAE

マス デ ラ バセロラはスペイン カタルーニャ州ペネデスの西北端のエル プラ デ マンルーという山間部にあります。畑の標高は500m~600mで平地との気温差が4℃ほどあり、1日の寒暖差も大きいのが特徴です。
土壌は石灰質で約15m下にはミネラルが豊富な岩盤層があります。

ビベス家は家族4人で経営するワイナリーです。祖父の代より殺虫剤や化学肥料を使用しない農法を実践しており、父の代の1997年からオーガニック農業をはじめ、2003年に認証を取得しました。
自然に配慮すると同時に、人体の健康を考えた選択です。また同時に自然な農法、醸造法でぶどうやワインの品質を高めていくことで、それらが持つ本物の特性を表現できると思っています。

現在は24歳の兄と妹が中心となってぶどう栽培と醸造を行っています。
ぶどう畑の大きさは8haで収穫は全量手摘みです。1本のぶどうの樹になる果実の量を抑えて、土壌の豊かさ、テロワール、酸と糖の調和を存分に表現することに努めています。
カヴァの生産は1987年から始めました。商品ストックは持たずに注文の都度、澱抜きをして出荷しています。カヴァの法定最低熟成期間は9ヶ月ですが、ビベス家では状態を見ながら20~36ヶ月間熟成させます。長く熟成させればさせるほど細やかな泡になります。

この村では15軒中13軒がオーガニック農家で、オーガニックは当たり前。
他の農家はつくったぶどうを大手メーカーに売ってしまい、醸造まで自家で行うのはビベス家だけです。「流行にとらわれることなく、良いと思ったものを変わらずに造り続ける。大手とは違う自然が表れたカヴァを造ることに喜びを感じている」と、父のジュリアンは言っています。
*カヴァはシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られます。

ビベス家のワインはこちら