1. HOME
  2. ショヴァン家(フランス)

ショヴァン家(フランス)

Domaine Pierre Chauvin
生産農家:ショヴァン家
生産ぶどう品種:シュナン、カベルネフラン、グロロー、ガメイ
オーガニック認証:ビューローベリタス

ドメーヌ ピエール ショヴァンは古城で有名なロワール地方にあります。気候は大西洋岸気候で、温暖で穏やかです。土壌は乾いた片岩質で、表面は砂利の多い第三期地層で、地中は砂、小石または粘土の層になっています。

ショヴァン家は1860年にいくつかのぶどう畑を取得しました。その後、最初のカーヴは1910年に建てられ、徐々に醸造器具なども揃えてゆきました。そして、1993年にポール=エリック ショヴァンと義理の弟であるフィリップ=セブロンは先祖から受け継いだ畑とカーヴをもとにドメーヌ ピエール ショヴァンという名前のドメーヌを立ち上げました。

彼らは自分たちのぶどう栽培とそれが環境に与える影響について熟考した結果、2000年から減農薬に取り組み、2005年にはオーガニックへ転換し、2008年にオーガニック認証を取得しました。「この選択によって、より汚染を減らし、健康的に生産することができるようになりました。さらに私たちはこの方法がワインにも影響を与えたことに気づきました。数年間のうちに品質が向上していたのです。より特徴や、上品さ、個性が出るようになりました。オーガニック農業は決して新しいことではありません。我々の祖父母世代はそれとは知らずに実践していたものです。行き過ぎた集約農業や化学物質を駆使した農業の末に、より持続可能な手段へと戻ることは最終的には賢明な選択です。オーガニック農業で数年間生産をした今となっては、前のようなやり方に戻るということはもはや考えられません。私たちにとって、高品質のワインを造るということは、それをもたらす植物と大地に敬意を払いながら生産するという以外に何も思いつきません。」

彼らが目指すワインは、独自の個性を持ち、この地方の土壌を可能な限り反映したワイン。「造りたいのは、職人的なワイン。それはすべての平準化された(個性のないのっぺらぼう的な工業的)ワインの対極にあるものです。」果実の香りが生かされた、まっすぐではっきりとしたワインを造ろうとしています。

ショヴァン家のワインはこちら