【2020年11月19日開催ボジョレーヌーヴォー解禁WEBイベント】ジェラール・ボワソー氏挨拶
お客様の皆様
今回コロナパンデミックが起きましたが、私たちは一般的に良いとされるもの、とりわけオーガニックワインなどを選択したり消費したりするライフスタイルを変えるべきではありません。
本日、2020年11月19日ボジョレーヌーヴォーの解禁を大いに祝い、また1951年から始まった伝統のある歴史、ならびに1985年から始まった11月の第三木曜日、深夜0時を解禁日と定める国の法令に敬意を表します。
ボジョレーヌーヴォーの解禁は、家族や友達との共有を更に楽しいものにしてくれますし、コロナ禍であってもこうしてビデオのお陰で一緒にお祝いを喜ぶことができます。
ヨーロッパ時間より進んでおられる日本時間の皆様の中には既に飲まれた方もいらっしゃるかもしれません。そして私達もこの新しいワインを味わうことができました。
シュブラン家のボジョレーはさくらんぼを思わせる色を纏っており、反射すると紫の色も見えます。嗅ぐと花のニュアンスや、キイチゴやラズベリーの香りがあります。口に含むととてもフレッシュで、柔らかく繊細で、食欲をそそるようなフルーティさでいっぱいです。
タンニンも柔らかく、酸味も控えめです。
私達が好きなボジョレーヌーヴォ―のタイプをしっかり出しており、フレッシュさを感じながらすぐ楽しむことができます。
ランポン家のボジョレーヌーヴォーは、6ヶ月以内に14-15度の温度で飲んでいただくと、より美味しく感じることかと思います。
また、シュブラン家の2019年のボジョレーヌーヴォーも試飲してみましたがボジョレーらしさがしっかり残っており、特徴やらしさが失われず熟成されていました。
それでは、私が乾杯の音頭を取りスピーチを締めくくらせていただきたいと思います。
私たちの友情に、そして今宵が皆様にとって楽しい会となりますように。
乾杯!
(2020.11.20)